詩人、野口雨情

筑波節

筑波月の出 夜あけの日の出 アリヤコラサ
山は遠靄(とおもや) うす明り
つく筑波が縁どころ
(第二聯以下囃子詞省略)

花は咲いても 八重(やへ)には咲かぬ
わたしや筑波の 山つつじ


筑波街道の 北条の町で
ほろり泣いたも 何時(いつ)ぢややら

真壁(まかべ)出て見りや 南に筑波
逢ひにゆきます 山越えて


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