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詩人、野口雨情

水戸歩兵第二聯隊歌

筑波の山は 雲を衝き
霞ケ浦の 浦波や
春は変れど 咲く毎に
かをりは高き 梅の花
ああわが水戸の 二聯隊
茨城健児の その名こそ
名は徒(いたずら)の ものなりや
明治七年 春弥生
わが聯隊は 生れたり
西南役を はじめとし
日清日露の 両役や
皇国をまもり 満州に
わが戦友の 名はひびく
名は徒の ものなりや
雄々しきわれ等 益良夫は
死なば護国の 鬼となり
生きて最後に 残るとも
身は皇(すめらぎ)の 楯となる
ああわが水戸の 二聯隊
茨城健児の その名こそ
名は徒の ものなりや


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